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第63回 東京小説読書会の報告


2017年12月9日に第63回東京小説読書会を開催しました。

カバーを並べたらモノトーンのものが多く、図らずも冬っぽくなりましたね。

今回ご紹介いただいた本は以下の通りです。

Urano 「木になった亜沙」 今村夏子

Yutaさん 「アンデッドガール・マーダーファルス(1)」 青崎有吾

SANさん 「ペンギン・ハイウェイ」 森見登美彦

Sugiさん 「極北」 マーセル・セロー/村上春樹訳

O-sawaさん 「夢にも思わない」 宮部みゆき

Yokoさん 「地下鉄に乗って」 浅田次郎

Natsuさん 「服従」 ミシェル・ウエルベック/大塚 桃訳

Izumiさん 「アイの物語」 山本 弘

Kojiさん 「魔王」 キム・ジウ

GMさん 「八月の路上に捨てる」 伊藤たかみ

Haruhiさん 「思い出トランプ」 向田邦子

Negishiさん 「パンドラの匣」 太宰治

今回も直筆POPにて、内容紹介に代えさせていただきます。

 

Urano 「木になった亜沙」 今村夏子

 

Yutaさん 「アンデッドガール・マーダーファルス(1)」 青崎有吾

 

SANさん 「ペンギン・ハイウェイ」 森見登美彦

 

Sugiさん 「極北」 マーセル・セロー/村上春樹訳

 

O-sawaさん 「夢にも思わない」 宮部みゆき

 

Yokoさん 「地下鉄に乗って」 浅田次郎

 

Natsuさん 「服従」 ミシェル・ウエルベック著/大塚 桃

 

Izumiさん 「アイの物語」 山本 弘

 

Kojiさん 「魔王」 キム・ジウ

 

GMさん 「八月の路上に捨てる」 伊藤たかみ

 

Haruhiさん 「思い出トランプ」 向田邦子

 

Negishiさん 「パンドラの匣」 太宰治

 

今回はSF、それもディストピアモノが多く、当会にしてはやや異色のラインアップになりました。

この秋、ノーベル文学賞候補とされる作家の作品をたどりながら、「世界文学ではいま、ディストピアがブームなのか!?」と思っていたので、プレゼンターに質問したところ、古くからあるジャンルだが、トランプ旋風のころからジョージ・オーウェルの『1984年』が注目されるようになったことも影響しているのではないか、とのことでした。

また、SFは未来を描いていながら、現代社会のあり方に疑問を投げかけられるジャンルとの指摘もありました。

興味深いお話をいただき、ありがとうございます。

また次回、本のお話をしましょう!

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