第12回 東京小説読書会with本が好き!の報告
こんにちは。Uranoです。 先日、Hajimeのつてで書評サイト「本が好き!」さんから「一緒に読書会をやりませんか」とご提案をいただき、第1回目のコラボ読書会を開催いたしました。
コラボ読書会はいつもとは違って、課題図書があります。 今回は米澤穂信著『王とサーカス』(東京創元社)。 このミステリーがすごい!2016年版の1位でありながら、なぜか直木賞にノミネートされず、以前から気になっていた一冊でした。
当日は主催者を含め5名が参加。 およそ2時間、同書について語り合いました。 特に話題が集中したのが、「この本は単純なミステリーなのか?」ということ。 主人公のフリージャーナリスト太刀洗万智(たちあらい・まち)は、滞在先のネパールで遭遇したある事件について取材を進めるうち、「知る権利(自由)」と「伝える権利(自由)」のはざまで揺れ動きます。 その心象描写や万智の成長について、さまざまな意見が飛び交いました。
ひとりで読んでも十分に楽しめる一冊でしたが、読み終えて感想を共有したことで、さらに何倍も楽しむことができました!
コラボ読書会は今後も毎月第3水曜の夜に開催予定です。
次回の東京小説読書会×本が好き!コラボ読書会は7月20日(水)19:30~21:30の予定です。
また、年2回のお祭り(我々だけの)直木賞マラソンが始まりました!今回も予想フォームを立てますので、
時間のある方はぜひご参加を!
皆さまのご参加をお待ちしています。
それでは、また次回。